豊島与志雄
子供達は悲しくなって、中にはもう涙ぐんでる者さえありました。すると、ある一人が言い出しました。 「お爺さんは怒ってるに違いないや。だけど、お爺さんはおもしろいことが好きだから、皆で何かおもしろいことをして遊ぼうよ。そしたらお爺さんも笑い出して、出て来るかも知れないぜ」